2009年6月18日木曜日

高森田楽

高千穂からバスで西へ。
道幅が広く眺めも良い道路は山間の集落を巡りつつ続く。

勾配は上がったり下がったりだが、
全体としては標高を上げているようだ。

数十分ほどして、下りへと転ずる。
視界が開けた。盆地のように見える土地に農村が見える。
すぐにそこだと判る。

阿蘇山だ。

坂を下りきったところにある町、高森中央バス停で下車。

旅の楽しみといえば、食べ物。
せっかく知らない土地へ行くのだから、
土地それぞれの郷土に伝わるものをいただきたい。

この地方には『高森田楽』なる郷土料理があるという。
ぜひそれを食べてみたい。

今回お世話になったのは 田楽 奥阿蘇

囲炉裏に炭火をおこし
串に刺された里芋、豆腐、蒟蒻などが運ばれてくる。

こうやって ゆっくりじっくり
焼いて食べるのだ。

  
ヤマメはまだ生きていた。驚いたなぁー。
もがき苦しむ姿はちょっぴり残酷に思えたけど、
私たちが『食べる』という行為は 大なり小なりそういう事だ。
このヤマメ、究極に旨かった。

網の上では地鶏などを焼く。
普段食べ慣れた鶏肉と違って
強烈な歯ごたえと旨味があって美味しい。

「取り皿です」と言われて受け取った皿には何と、
暖かく焼かれた豆腐が。
これに、九州の伝統調味料である ゆずこしょうを付けていただく。

温かく焼き上がった田楽には
“企業秘密”の味噌を付けて。

定食なので、この他にご飯とみそ汁、お茶まで付く。
ご飯は「きびご飯」とよばれ、
乾燥したとうもろこしの実を刻んだものが入っている。

こんな具合に 西洋のコース料理の如く
次々に運ばれてくる品物で
歩けないほどの満腹になってしまう。

良い時間を過ごさせてもらった。
そして、ご馳走様でした。

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