2011年4月23日土曜日

仮設住居の設置、進む






上の二枚を撮影していると、小さな女の子を連れた女性に声をかけられた。
「ここは、どこの人のためのでしょう?」
話を聞くと、その方は気仙沼で津波の被害に遭われ、この近くに住む親類の家に世話になっているとの事。連れている女の子はおそらくお孫さんだろう。



この大震災後は、見知らぬ人とでもこのように会話をし交流する事が多くなった。というより、今までそんなに頻繁に見知らぬ人はおろか、隣近所の人でさえあまり積極的に会話したりはしてこなかった。ところが、あの悲劇によって、私たちは人同士の関係の大切さを改めて思い知ることができた。それは単にアタマで理解して解る、という次元ではない。少なくとも私は、人と会話する事によって、心が安らぐのを実感できる。それはどんなに短時間だとしても得る事ができる宝物ではないだろうか。私はこれまでの人生のなかで、この大震災からの日々ほど多くの見知らぬ人々と言葉を交わした事はない。

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